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フォワーダーの私が転職で自己分析をした方法を解説してみた。 | 転職

現在、職業紹介の仕事をしてから、日々社会人のお仕事を含めた人生のお悩みを聞いています。

聞いていく中で感じるのは、複雑に考えすぎてまるで糸が絡まって解けなくなってしまったような人、若さ故に社会経験が少ないことから仕事への熱意をまだ見つけられていない人、自身の長所が分からず劣等感に苛まれている人…など、様々なお悩みがあります。


そのような人が少しでも納得できる答えを見つける為には、他人から見た客観的な意見が参考になればいいと思いますが、自分で分析する方法をお伝えしたいと思います。

自己分析の方法

これは、あくまでも、私が独自にやってきたカジュアルな自己分析の方法ですので、是非ゲーム感覚で試してみてください。

① 自分の得意なことを3~5つ書き出す

実は、“好き”と“得意”は似て非なるものだと思っています。


例えば、私が学生時代、英語を話せる人に憧れて頑張って勉強しましたがなかなか上達しませんでした。逆に、物理はそこまで興味がないのに頑張って勉強をしなくても高得点を取れていました。

おそらく、単語の暗記が苦手だったのでしょう。物理の場合は、公式(理屈)を覚えてしまえば応用が利くので、そういう能力に長けていたのだと思います。


そういう、自然とできてしまうことを挙げてみましょう。

もし思いつかなければ、自分では普通だと思っているけど他人によく褒められていることを書き出してみましょう。無理なく出来ることは、長く続けられるということですからね。

② 自分が苦に感じることを3~5つ書き出す

次に、何をすると苦に感じるのかをしっかり知っておきましょう。

仕事でもプライベートでも、苦に感じることをやっても長く続きませんからね。
 

③ 自分の性質を3~5つ書き出す

性格や体質、癖、思想などの自身の特徴を書き出してみましょう。

自身の性質を知ることで、仕事や人との相性の良し悪しが分かってくると思います。

④ 興味のあることを3~5つ書き出す

やってみたいこと、知りたいこと、人に薦めたいくらい好きなことを挙げてみましょう。

興味があればあるほど、モチベーションになります。

自己分析の例

ちなみに、私を例に挙げるとこんな感じです。

① 自分の得意なこと
・中国語会話(中国人から上手いと褒められます)
・コミュニケーション(人当たりが良いと褒められます)
・マルチタスク(周囲を観察したりアンテナを張ってます)


② 自分が苦に感じること
・ルールに縛られること(決まりごとが多いと破りたくなる性分です)
・競うこと(他人と比較したりされたりするのが嫌いなのです)
・単純作業(覚えるまでは楽しいのですが、そのうち飽きてしまいます)
・活字を読む(眠くなります)
・暗記(覚えられません)


③ 自分の性質
・遅咲き(昔から何をするにも成果を出すのが遅いです)
・論理的思考(合理的とか理屈っぽいと言われます)
・運動が苦手で体力が弱い(運動音痴だし無理すると体調が悪くなります)
・好奇心旺盛(内容によりますが、チャレンジ精神はある方です)
・大雑把(何をするにもテキトーです)


④ 興味のあること
・フォワーダーや貿易に関わる仕事(天職だと思っています)
・食べること(美味しいご飯を食べることが生き甲斐です)
・健康と美容(昔から運動音痴で病気がちだったせいか、気を付けています)
・本質を知ること(結果には必ず原因があると思っています)
・野球観戦(西武ライオンズファンです)


こんな感じで、上記の4項目を3~5つずつ書き出すと、だいぶ整理されてくると思います。


では、転職に悩んでいる場合、書き出した内容からどのような仕事の仕方が向いているのか見えてくるかと思います。

私の場合、どんな仕事が向いているか考えてみましょう。

・どんな会社が向いているか?

中国語が得意なので、中華系企業や中国と取引がある会社、中国人がいる会社で力を発揮すると思います。

また、ルールに縛られることが苦手なので、フレキシブルに働ける会社がいいですね。あとは、体力が強くないことから、時間外労働が多い会社は控えたいところです。

どんな業種が向いているか?

貿易系に興味があるので、貿易関係の仕事がまず挙げられます。

また、食べることや健康と美容が好きなので、飲食業界や美容業界も考えらます。


医療にも興味はありますが、医療系の仕事に就くまで沢山勉強をする必要があるので、暗記や活字が苦手な私にとっては苦しいかもしれません。

どんな職種が向いているか?

コミュニケーションが得意で単純作業が苦手、マルチタスクであることから、人と接する仕事などが向いていると考えられます。

逆に、研究職は向いていないだろうな、と思っています。営業、CS、受付、接客あたりが丁度いいのかもしれません。

転職をするべきか?

私の場合、もし職場に不満がなければ、本来転職はしない方がいいタイプです。なぜならば遅咲きだからです。

仕事を覚えるまでに時間がかかる反面、覚えてしまえば応用が利き、難しいことも解決できるようになり、信用が積み上がって仕事が増えていくタイプです。


しかし、転職をしたら新天地でまた時間を掛けて新しいことを覚えることになり、力を発揮するまで一定の期間を要します。それでも好奇心旺盛な性格から、やったことないことに飛び込んでみたくなる性分でもあり、矛盾しているところであります。。。

こんな感じで、ある程度は向いている仕事が絞られてくるかと思います。

個人的には、優先順位が高いことが①で、④にいくほど優先順位は低くてもいいと思っています。


どうしてもまとまらない場合は、優先順位が高い順に考えていくといいかもしれません。それでも悩んでしまう場合は、遠慮なく私にご相談くださいね。

一緒に考えていきましょう。

この記事を書いた人

ゆめこさん

ゆめこさん

山宮夢子 - 株式会社HPS LInk 取締役