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会社で評価される人とされない人の違い。知っておくべき人事評価について | 仕事術

会社員として仕事をする上で重要なことの一つに「評価」というものがあります。

私たち会社員は業務上の成果に対しての対価、いわゆる給料を受け取ります。そのため、評価が落ちれば給料が上がらない、場合によっては下がってしまいます。

逆に評価が上がれば給料が上がる可能性が高いわけです。


昨今、賃上げのニュースが取り上げられております。

会社によって業績、評価基準が異なるので、一概には給料が上がるとは言い切れませんが、基本的には評価は昇給・昇格に直結します。


皆さんは評価を意識して仕事に取り組まれていますか。 今回は少しでも日々の業務に役立ててもらえればと思い、この“評価”について話していきます。

評価基準を理解すること

まず重要なことは、その会社の評価制度を理解するべきです。評価制度を理解していなければ、何を目標にして何をすべきか、具体的な行動に繋がりません。

営業、業務、生産管理、経理など部署によって設定する目標は違うはずです。会社の評価制度を理解することで、評価を上げるための具体的な方法やすべき行動が見えてくるはずです。


私の経験ですが、会社の評価制度を理解している人が少ない気がします。もっと自社に興味を持ち、自分の役割は何なのかしっかり理解して仕事に取り組みましょう。

評価は業績だけではない

業績を上げれば評価があがる、予算を達成すれば評価が上がると考えている人は多いと思いますが、評価は数字だけではありません。大半の会社が業績とは別に、コンプライアンス事項、業務態度、会社規定に反しない行動をしているかなども評価基準の中に組み込んでいます。

たとえ業績が素晴らしくても、規定違反やコンプライアンス違反する行動が顕著であれば、総合的な評価としてはネガティブです。


もっともパワハラ、セクハラは社会問題になっており、注意しなければなりません。「こんなこともパワハラに該当するの?」が多く潜んでいます。しっかり知識を身につけ業績以外での評価を落とさないようにしましょう。

ゴマすりは必要なのか

正直ゴマすりは必要ありません。古いです。ゴマをすって評価を上げても上司が変われば意味はありません。一部そのような文化も残っていますが、これからの会社人生においては不要です。


しかし、「人間関係を良好に保つ」ことは必要です。

上司も人間です。評価には直結しないにしても、良好な関係を維持することで、あなた自身を理解しサポートしてくれる存在になれば、仕事も円滑に進み業績に良い影響を与えるかもしれません。

評価が高い人と低い人の違い

営業であれば基本的に予算数字を達成できる人は評価が高いです。 会社に利益をもたらす存在は貴重であり評価すべきです。

一方で数字を達成できない人は評価されないのでしょうか。基本的には評価されません。

しかし、数字面以外で会社に貢献している実績があれば、それは評価に値すると思います。では、評価が高い人と低い人の特徴はあるのでしょうか。いくつか挙げたいと思います。

評価が高い人
 ・常に前向きに目標へ向かって取り組んでいる
 ・実績を数字面で表せる(特に営業)
 ・クレーム、ミスが少ない
 ・協調性がありチームワークを常に考えている
 ・他人に指導することを厭わない

評価が低い人
 ・会社の愚痴ばかり言う(姿勢が後ろ向き)
 ・ミスが多く会社に損害金を与える
 ・他人の責任にする
 ・自分を振り返り修正しようとしない
 ・自分のことしか考えない(協調性に欠ける)

上述したように、評価が高い人は、数字以外の部分でも優れています。特に人間性においては重要です。

会社に良い影響を与える人間には同類の人が集まってくる傾向にあり、会社全体としての活性化に繋がることから、一定の評価は得られるでしょう。


評価が低い人の中には、実績はあるものの、勤務態度や人間性の部分で評価されないケースもあります。もったいないことですよね。

今一度自身を振り返り修正することで評価に繋がるかもしれませんので意識してみてください。

忘れてはいけない3つのこと

本来人事考課は人によってバラツキがあるべきではありません。誰が評価しても公平で差異がないことが重要です。

今後はAIが進化して人事評価を行う可能性もありますが、現時点では上司が評価をしています。その中で注意点が3つありますので、ご参考ください。

1. 会社員は組織の一員である認識を持つこと

会社の向かうベクトルを意識して、貢献できるように努めることが大切です。社畜になれと言っているわけではありません。

そのように動いた方が自分にとってプラスに働くケースが高いです。ベクトルに納得がいかない場合は、転職すべきですし、自分で会社を興すべきです。選択肢は沢山あります。

2. 目標と役割の確認

期初に立てた目標を常に頭の片隅に置いて、惰性で仕事しないよう意識することが大事です。

また、自分の役割を忘れないこと。会社に求められている事は何なのかを意識して仕事してください。誰かが見てくれています。

3. 協調性を持ってコミュニケーションを積極的に取ること

上述したように、会社は組織です。様々な人間が関わって売上に繋げています。上も下も関係なく、リスペクトする心を持って相手に接するべきです。 最終的に自分に返ってきます。

まとめ

今まで評価を意識していなかった方は今回話した内容を参考にしてみてください。皆さんの会社の人事考課制度を今一度理解し、自分の役割を明確にして日々の業務に取り組んでください。

見てくれている人はいます。いないと感じるようでしたら、いつでも当社にご相談ください。素晴らしい企業様はありますので提案させていただきます。ネガティブにならず、より良い評価に繋げていきましょう。



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この記事を書いた人

佐竹大輔

佐竹大輔

佐竹大輔 - 株式会社 HPS Link 営業部長