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人間関係で悩むビジネスパーソンに必要な6つの行動 | 仕事術

人材紹介の仕事で多くの方と面談する機会がありますが、人間関係が原因で退社する方は少なくないと感じます。

組織である以上、多くの人間とかかわりを持つため、合う、合わないは当然あります。しかし、せっかく就職した先で人間関係のもつれから退職しなければならないのは少々もったいない気がします。


転職したとしても、人間関係で悩まないとは限りません。であれば関係構築できるスキルを身につける方が得策です。今回は人間関係をテーマに話をしていきたいと思います。

まず、退職原因にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

退職理由

1. コミュニケーションの問題

上司や同僚とのコミュニケーションが上手くいかない場合、職場のストレスが増大し、心身ともに疲れてしまうことがあります。また、上司や同僚からの理不尽な扱いや嫌がらせなどがある場合は、退職を余儀なくされることもあります。

2. チームの不和

プロジェクトやチームのメンバー間で意見が合わなかったり、協力できなかったりする場合、職場環境が悪化することがあります。これは、チームの成果に直接的な影響を与えるため、やりがいやモチベーションが低下してしまうことがあります。

3. 役割の不一致

自分がやりたい仕事と、実際に担当している業務にギャップがある場合、やりがいや成長の機会を求めて退職することがあります。また、自分のスキルや能力に合わない業務を担当させられた場合、ストレスがたまり、退職を考えることもあります。

4. 給与や待遇の不満

給与や待遇が自分の期待に合わなかった場合、不満がたまり、転職を考えることがあります。また、自分と同じ役割の人と比較して給与や待遇が不公平だと感じた場合も、退職の原因になることがあります。


どうでしょう。心当たりのある方はいると思います。1と2は人間関係による退職理由となります。では人間関係を良好に保つには何が必要なのでしょうか。以下6つを抑えてみてください。

人間関係を良好に保つためには

その1:相手を知る

よく知らない人とプロジェクトを遂行したり、仕事を依頼する場面は多々あります。その際、相手がどのような人間なのか見極めることが大切です。

性格、仕事のスタイル、合理的に考える人なのか、人情味があるのかなど様々な角度から分析してみてください。一緒にミッションを遂行していく上で相手を知ることは必須といえます。


相手を知ることで、人間関係構築のヒントが見出せます。

その2:Give&Takeの精神を持つ

組織内では自分一人で仕事の完遂は不可能です。あらゆる人の協力があってこそ自身の仕事も円滑に進めることができます。

仕事を頼むばかりでなく、自ら率先して他人の仕事を手伝うようにしましょう。小さなことでも良いです。他人に目配りし手を差し伸べる行動が重要なのです。そうすることで、お互いの信頼関係構築につながり、良い方向に向かうでしょう。

その3:ヒアリング(相手の話を聞く)

ヒアリング能力はコミュニケーションにおける大切なスキルです。

ヒアリング能力が高ければ、相手の意図やニーズを正確に理解することができ、より良いコミュニケーションを実現できます。


ビジネスにおいては、顧客や同僚とのコミュニケーションが非常に重要です。 顧客からのフィードバックや要望を正確に聞き取り、それに応えることができるかどうかは、ビジネスの成功に大きく関わってきます。

また、自分の話をするより相手の話を聞くことで、相手に対して興味があることを示せます。話を聞くことで信頼関係が徐々に構築され、やがて違和感なくコミュニケーションが取れるでしょう。

その4:深入りしない

人には一線があります。人によってはその一線を越えて欲しくない場合があります。適度な距離感で関係構築することが、仕事をスムースに進める上で鍵となります。

ビジネスの世界では人と仲良くなるより、“協力者をいかに多くつくるか”を意識してください。


一昔前は“飲みニケーション”なるもので人間関係構築することが良いとされた時代もありました。しかし、現代では注意が必要です。一線を越えてしまうことで人間関係悪化の話もよく聞きます。

その5:相手の立場に立って考える

会社では、部署や役職によって役割が全く違います。それぞれの立場を理解して協力関係を築いてください。

人間関係構築が下手な人は、自分勝手な人が多い印象です。前述したように、仕事は一人では出来ません。自分が逆の立場だったらどう思うか、その発想は常に持っておいてください。

その6:他人の悪口を言わない

会社に勤めていれば、悪口の一つや二つは聞いたことがあるでしょう。私自身も愚痴ばかり吐いていた時期もあります。

ただ、他人の悪口を言って良いことは一つもありません。むしろ自分に返ってきます。陰で悪口を言えば、最終的に本人に伝わり、結果として対立構造を生んでしまいます。前述した“協力者”を一人失うことになります。言いたいことは面と向かって言って改善することが一番です。

まとめ

人間関係を良好に保つ方法に正解はないと思います。

ただ、組織は人で成り立っており、人には感情があります。好き嫌いはあって当然です。であれば、嫌われる人より好かれる人を目指しましょう。


人間関係で悩む人は、何か原因があるはずです。まずは日々の行動を振り返ることから始めてください。意外に改善点は見つかるものです。



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この記事を書いた人

佐竹大輔

佐竹大輔

佐竹大輔 - 株式会社 HPS Link 営業部長