「物流業界」というと、男性の割合が多いイメージがあると思います。佐川やヤマトの宅配でも男性に荷物をお届けしてもらうことが多いですよね。
実際の物流業階では現場だけでなく、全体的にも男性の割合の方が大きいのです。
ですが国際物流系になるとオペレーションやCS(カスタマーサービス)では多くの女性が活躍しています。これに対してなのですが、私はフォワーダー業界に入ってからずっとふわっとした違和感がありました。
物流業界の営業職
私たち物流業界の営業職になると男性ばかり。しかも良く言えばベテラン、悪く言えば年配の営業マンの割合が多い印象があります。
それに対して、保険屋さんの営業は女性ばかりで、この違いは一体なんなのでしょうか?
おそらく、この業界の人々が「営業職は男性、内勤は女性」という固定観念に囚われているせいなのではないかと考えています。
こういう固定概念がある中でも、私自身がフォワーダーで女性営業をしてきた経験から、いかに女性営業にはメリットがあるのかをお伝えしたいと思います。
フォワーダーの女性営業
フォワーダーという仕事はハードを持たずに物流をコーディネートする仕事、所謂ノンアセット事業というサービス業です。
肉体労働をするわけでもないので、女性でもできる仕事です。
だからこそ私は、是非とも女性に営業職に挑戦してほしいと思っています。次に私の経験も踏まえてですが、フォワーダーの女性営業職になるメリットご紹介していきます。
① 印象に残りやすい
フォワーダーなどの物流業界は男性営業ばかりなので、女性というだけで珍しいと思われます。その為、お客さんに対して印象が残りやすいのです。
② 顧客の心を掴みやすい
女性は男性に比べて共感能力や会話の処理能力が高いと言われています。会話を通じて顧客のニーズや悩みを引き出すことができれば良いサービスを提案できますよね。
それ繰り返していくことで顧客と良好な関係を築くことができると考えます。
③ 時間に縛られない
営業職は基本的にお客さん回りが多いので自分のペースで働くことができます。
内勤業務のように9時に出社し17時~18時まで会社に居続ける必要がありません。
もちろん会社にもよりますが、ちゃんと結果を出していれば会社に寄らず直行直帰なんてこともできるんです。
営業 × リモートワーク
最近では、コロナウイルスの流行がきっかけで多くの会社がリモートワークを取り入れています。
特に営業は出社しなくても仕事ができることから、早い段階でリモートワークを導入できている会社が多いと感じます。
リモートワークができれば、より時間を取りやすくなり、子育てとの両立もしやすくなるでしょう。
まとめ
フォワーダーは、出発地から目的地まで輸送するコーディネーターのような仕事なので、無事に安全に輸送ができて値段が同じくらいであれば、荷主にとってどこを使ってもサービス内容はさほど変わりませんから。
営業本人の知識量や、会社の得意不得意分野があるから一概には言えませんが、男性が多い業界の中で女性というだけでお客さんに対して存在感を残せて差をつけることができるなんて、とても美味しいポジションだと私は思っています。
現在、ジェンダー平等という時代になってきている中であっても、まだまだこの業界は女性営業が少ないのが現状です。
これを機に、あなたが もし営業に興味を持って頂けましたら嬉しい限りです。