MOVES FORWARD.
CHOOSE TO MAKE
SURE YOUR CAREER
blog
上海と比較、日本での仕事と子育ての両立について思うこと。 | 女性

私のところには子育てママさんからの転職相談も少なくありません。

話を聞く中で、“お子さんがいらっしゃるのでフレキシブルに働ける会社を希望している”女性が沢山いらっしゃいます。


そこで色々と疑問が出てきました。それは、子育てを軸に仕事の相談をするのが全員女性であること。

私は独身で子育て経験がないので、もしかしたら見当違いかもしれませんが私が思うことを書いていきたいと思います。

子育ては女性の役目?

“子育ては女性の役目”

日本では、このような考えの人がまだまだ多いと感じています。確かに母乳は女性からしか出ませんが、子供のお迎えや身の回りのお世話は父親でもできると思っています。


しかし、相談を聞いていると、「夫は仕事の関係で子供の面倒を見られない」との意見が多いのです。

フレキシブルに働くことができない会社に勤めているママさんは子育て優先の為に長く勤めた会社を辞めざるを得ない状況です。

海外の子育て環境

しかし、上海では違いました。

私は短い間でしたが、現地採用で上海のフォワーダーにいました。そこでは女性管理職もおり、子供がいる女性もバリバリ働いていました。

産休に入る女性には社員全員でお祝いし送り出し、産休から戻ってきたらおかえりと言ってウェルカムモード。例え子供が熱を出したとしても、妻が忙しくて手が離せない場合は夫が早退し子供を病院に連れていくのは普通の光景でした。


また、かなり売上げを出している営業マンたちも、定時になったら真っ直ぐ家に帰宅します。仕事でトラブルを抱えていてもお構いなしです。

独身一人暮らしの私は、その尻ぬぐいをさせられ残業したこともありましたが・・・(遠い目)。

「家族最優先」の海外

なぜ定時ぴったりに退社するのか聞いたら、「妻と子供がお腹を空かせているからご飯を作るんだ。そして食後は子供をお風呂に入れてあげるんだ。」、「家庭が最優先だ。」と言っていました。

上海では男性が家事や子育てをするのは当たり前で、もしかしたら妻よりやっているかもしれません。


そして、日本の家庭を持つサラリーマンが仕事終わりに居酒屋でお酒を飲む文化は理解できないとも言っていました。

一部の海外の都市と日本を比較するのは論点が少し違うかもしれませんが、そんな国民もいるということは知っておいてほしいところです。

女性の社会進出が遅れる日本

しかしながら、優秀な女性が出産を機に会社を辞めるということは、社会や企業にとって大きな損失だと思っています。

昔のように、夫の稼ぎが良ければ別にいいのかもしれませんが、経済成長が鈍化している現代の日本では夫の稼ぎだけでは家族を養えません。


だからといって、子供を産まないとこの国はどんどん衰退していきます。その為、女性もお金を稼がなければいけない時代になっているのです。

働く母親へのサポート

私の知り合いでとても優秀な二児のママさんは、子育てを優先したい為に時間の融通が利く会社を探していましたが、なかなか見つからないと嘆いていました。

そこで彼女は、時間や場所に縛られず働けるよう、仕事をマッチングするプラットフォームを開発し、自身も今まで培った経験や知識を活かしてそれを利用してお金を稼いでいます。

現在、口コミで徐々に浸透しつつあります。


また、先日、外国籍の経営者とお話をしました。

その経営者はママさんも積極的に採用しており、現場からの生え抜きママさん管理職もいるそうです。その会社に勤める女性はどうやって仕事と子育てを両立できているのか話を伺ったことがあります。

その会社では、以下のようなことを行っているそうです。

子供を連れて出社OK

自己責任にはなりますが、職場に子供を連れてきても良いことになっています。

認可外保育園の一部費用負担

子供を連れての出社が嫌な場合や認可保育園に入れられない場合、認可外保育園を利用するよう推奨しています。

その場合、認可保育園との差額を会社が助成しています。

フレックスタイム制とインセンティブ制を導入

子育てをしていると働ける時間が限られる上に、子供の養育にお金がかかるという悩みがあります。

お金を稼ぎたいが時間に制限がある・・・。そんな悩みから、これらの制度を導入したそうです。


フレキシブルに働け、且つ目標以上の仕事をすれば評価され報酬がもらえるとなれば社員のモチベーションが上がりますよね。

社員にも会社にとってもwin-winな制度だと言っていました。
 
勿論、これらは男女関係なく誰でも受けられる制度となっています。実際、この会社では優秀な人材の流出が少なくとても活気があり、年々成長しています。

まとめ

どうしてもフレキシブルな働き方ができない業種はあると思いますが、今後、時代の変化についていけなかったり、できるのにやらない会社は良い人材がどんどん流出すると予想しています。

上記に挙げたように、プラットフォームを利用して稼ぐ人が出てきたり、フレキシブルに働ける会社に優秀な人材が集まるでしょう。


子育て世帯が働きやすい企業が増えることで、社会全体に活気が出てきて経済が良くなっていくと言っても過言ではないと思います。

そんな時代が早く来るよう願っています。

この記事を書いた人

ゆめこさん

ゆめこさん

山宮夢子 - 株式会社HPS LInk 取締役